SBI証券で株の投資をしたいけど、「HYPER SBI」と無料のスマホアプリ「SBI証券 株」。どっちがいいの?
そんな疑問にお答えします。
SBI証券のトレーディングツールはPC用(HYPER SBI)もスマホアプリも使っているshigeです。
今、相場は荒れていますがまた落ち着きを取り戻すはずです。それに備えて準備をしておきましょう。
この記事を読むメリット
・自分にとって使いやすいトレーディングツールがわかる
・併用していいとこどりができる
トレーディングツールは短期売買をする方に重宝されていますが、中長期投資の方でも仕事の休憩時間中に注文を出すと思うので、当方が感じた使用感をご紹介したいと思います。
評価の基準は以下の3つです。
①注文の出しやすさ
②板・チャートの見やすさ
③文字の大きさ
尚、この記事ではHYPER SBIの事を「ハイパー」と略しています。ご了承ください。
注文の出しやすさ
タグの切り替え
下の画像の通り
・ハイパーは注文を出す際「新規注文」「返済売」「返済買」等のタグの色が同じなので迷いやすい(画面真ん中から下半分の辺り)
・新規で買い注文を出す時は水色の枠で囲ったところをクリック。売り注文の時は水色の枠の左側をクリックしなければいけないのでこれも迷いやすい。
上手な人ならいろいろ設定して一発で注文出せるようにするかもしれないですが、取引少ない中長期投資家にとっては簡単ではない操作性です。
その点、スマホアプリは必要な項目をタップするだけでいい。
ただし、ハイパーは約定した時音が出るのでそういう意味では優れています。スマホの方は「約定」と文字が出るだけなので気付かないことがあります。
株数や指値の入力速度
注文株数や指値の入力速度などは、当方が使った場合それほどの違いは気にならなかったです。
よって注文の出しやすさはスマホアプリの勝ちです。
板・チャートの見やすさ
板
スマホアプリは 最高値の上に赤いラインがつく。最安値の下には緑のラインがつく。
破線がつくことで、「最高値が近付いたからそろそろ売り注文が出てくるな」とか、「最安値が近付いたからそろそろ買い注文が出てくるな」等予想ができる。一応板の上には「高値」「安値」も表示されているが、数字で出されるより破線の方がわかりやすい。
ハイパーの板は最高値、最安値の破線が出ないので短期売買をする場合は注文を出すタイミングが遅れるかもしれません。
チャート
スマホのチャートは
・現在値がオレンジのライン、自分が知りたい株価ラインは青で表示することができる
・ハイパーにはない「10分足」も表示できる
・チャートを横で見たいときは左下の赤枠で囲った部分をタップしなければいけない(自動回転が使えない)
ハイパーのチャートは
・3分足や5分足はもちろん四半期でも株価を表示できる
・相対チャートで3銘柄まで同時に表示できる
・個別チャートで画面右上に出てくる「高値や安値」の表は見にくい
チャートは引き分けですが、板に最高値・最安値のラインが出てくるかの違いにより
僅差でスマホの勝ちです。
文字の大きさ
ハイパーもスマホも元々の文字は小さい。
しかし
・スマホを表示サイズを「大」にすれば随分見やすくなる
・ハイパーは「特大」にしても、先の画像の通りさほど大きくならない
よってここでもスマホの勝ち
まとめ
というわけでなんとなく予想していた通り結果になりました。
スマホ圧勝
中長期投資家は基本的にザラ場が閉まってから保有株のメンテナンスをすると思うので、ぶっちゃけ証券会社のホームページから注文を出せば十分ニーズが満たせてしまいます。
ただ、リアルタイム性においてはトレーディングツールは最強なので一応その機能を知っておいて損はないです。
相場が回復した時に備えて今のうちからしっかり準備しておきましょう。
ありがとうございました。