株式投資

数字に頼り過ぎるな。IRJが下方修正を発表。

2021年4月19日

 

LTSが24年までは無難に地味に堅実に業績を伸ばしてほしいと願っているshigeです。

 

今の当方を作ってくれたIRJがこの度、下方修正を発表しました。

3Qの進捗率が悪かったので、本決算発表で下方修正の可能性が

取りざたされていましたが、それが現実となりました。

 

数字はあくまで過去を表すもの。

将来を約束する物ではありません。

下方修正が出る可能性はあっても、

下方修正が出る確率を数値ではあらわせません。

 

 

今回の記事ではIRJの下方修正を見て当方が感じたことを記事にしたいと思います。

 

この記事の内容

IRJの下方修正の内容

学んだこと

 

こんな方におすすめ

  • 理論や数字は大事だけどそれだけじゃないと思っている方

 

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下方修正の内容

IRJの下方修正の内容 

IR資料より

売上、営業利益、経常利益、当期純利益、1株当たり当期純利益はいずれも10%以上の下げ。

理由は大型案件の進捗が当初の計画より遅れたことが原因となっています。

 

昨年、緊急事態宣言が出された時、IRJは大きな影響を受けました。

宣言が解除された6月からは営業体制が元に戻り、業績に巻き返しを図りました。

しかしそれでも2020年3月期3Qの進捗が悪かった。

アクティビストの活動が思ったよりも大人しかったことが理由です。

つまりコロナの影響ですね。

そしてそれが本決算まで響いたということなんですね。

 

今の時代、テレワーク出来ないのは痛いですね。
shige
歩く四季報をめざす女
でも、アフターコロナ銘柄だという意見もあるわよ

 

もちろんIR・SR業界はこれからも存在しますし、

この会社のビジネスモデルも唯一無二なのは理解しています。

 

ただ、実際下方修正が出ているわけですから、

しばらくは株価が下げ続けるでしょう。

 

今まで株価が右肩上がりだったのは、

決算を発表する度に、上方修正や自社株買いをしていたことが理由です。

特に19年はEPSが2倍以上に増えましたから、

投資家達はそれが基準になってしまっています。

 

今後株価を上げようと思ったら並大抵の業績ではダメでしょう。

 

希望はある

前回の3Q決算発表時に新たな子会社設立も発表しました。

 

業績や業界の先行きに不安があれば、普通は子会社なんて設立しませんよね。

IRJは印刷物の発行から実質株主判明調査、そして投資銀行業務と主力業務を変化させて来ました。

それがいずれも上手く行っています。

 

だから今回の下方修正の影響も、しばらくは続くかもしれませんが、

設立した子会社が軌道に乗ってくればまた株式市場から注目されるかもしれません。

 

ただし、下方修正に至った理由をもっと詳しく説明してほしいですね。

IRJと言いながらこの会社は普段IRをあまり発表しないので、

本業と同時にその辺の活動も今後力を入れ欲しいと願っています。

 

予兆

・下方修正だがまだ希望はある、予兆はあった、利確する大切さ

人間万事塞翁が馬

 

 

IRJは1年1年が勝負、と考えている会社です。

よって中期経営計画も作成していません。

 

それが中経ではないですが、19年の秋に”長期的に売上900億円”というIRを

出しました。

 

これを見た時当方は違和感がありました。

「今までこれと言って数値目標を出さなかったのに、どうして900億という数値を出してきたのだろう?」

と。

 

当時は「業績を伸ばす自信がついたのだろう」と思っていました。

ただ、当方も出席したコロナ前の19年6月に開催された定時株主総会に比べ、

20年6月ウェブ上で開催された定時株主総会での社長の表情が、

決して自信満々、明るく笑顔に満ちているという訳ではなかったのです。

 

時間的なズレもありますし、主観的な感想なので全く根拠にはならないのですが、

今思うとそれも伏線になっていたのかなと思います。

 

株主総会なんて出席して意味あるの?と疑問の方もいると思いますが、

案外意味ありました。

 

ファーストインプレッション

理論派の方からは「何の根拠もないじゃないか!」と言われそうです。

 

しかし、株式に限らず理論を聞いて違和感がある場面は珍しくありません。

ワイドショーのコメンテーターなんでそうですよね。

人間がやっている事はそんなに単純じゃないだろうなと思います。

 

筋が通ってなくても実際に起きていることが正解なので、

それにどれだけ合わせて行けるかが肝要です。

 

若い時は分からないかもしれないですが、

様々な経験が積み重なってある程度のレベルに来ると、

「あ、なんか危ないな」という勘が働き、それが結構当たるのではないかと思います。

 

 

数字は後からわかる事

 

株式はお金を扱うので、数字で表現しやすいですが、

数字はあくまで過去を表すもの。

 

毎日変化していく状況を強引に固定したものが数字です。

分析している間も刻一刻と状況は変わっていきます。

 

分析し終わってこの銘柄はこうだ!、と結論付けても、

その頃にはすでに状況が変わっている場合があります。

 

現にIRJは19年にEPSを2倍に増やし大きく飛躍しましたが、

それが四季報に表れたのは株価が上昇し始めてからでした。

 

幸い当方は上昇をし始める前に買い付けていたので恩恵にあずかれました。

逆にセオリー通り数字メインで分析していたら乗り遅れていたと思います。

 

あくまで

・ビジネスモデルが珍しいか(競争相手がいないか?)、

・時代の流れに合っているか?

で判断することが大事だと思います。

 

 

利確・損切りすることの大切さ

当方は昨年4月に一度IRJを全株売りました。

 

理由は

・改正外為法が業績に悪影響になると考えた

・コロナで先行き不安

からです。

 

その後10バガー以上に株価が上がったことを考えると、

売るのが早かったと思います。

 

しかし損したわけじゃないので悪くない判断だったと思います。

 

それに3Qから進捗状況が悪くなったことを考えると、

コロナが業績に悪影響をもたらす、という予測は間違っていなかったと思います。

 

そのおかげで今IRJの動向を客観的に見る事が出来ています。

(今保有している1株は応援と感謝という意味なので、株価0になっても構いません。)

 

ポイント

含み益はあくまでまぼろしの利益。

実際に手にしたお金じゃありません。

株価が下げトレンドになったら

含み益があっという間に含み損になります。

 

利益確定のタイミングは損切より難しいですが、

税引き後、1円でもプラスだったら投資した意味があったと解釈しましょう。

 

例えお金は少なくても大化けする銘柄のノウハウは手に入ったのですから、

そのノウハウが次の利益をもたらしてくれるはずです。

 

 

 

まとめ

・下方修正だがまだ希望はある

・予兆はあった

・数字は後からわかる

 

どんな会社も良い時もあれば悪い時もあります。

急成長したならその反動も来ます。

取引こそ毎日しませんが、株価や経営状況の動向には常に注意を払っていきましょう。

 

資産運用は長期戦です。

 

ありがとうございました。

 

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    shige

    年齢 アラフォー

    住居 愛知県

    職業 個人投資家 ブロガー

    町工場勤めから2020年本格的に個人投資家へ転身。 中長期投資なのでファンダメンタルズを重視しています。

    このブログで自分の成功体験・失敗談・ノウハウを公開していきたいと思います。初心者の方に参考にしていただけたら嬉しいです。また、生き方や生活に関する記事もUPしていく予定です。よろしくお願いします。

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