
今回はそんな悩みにお答えします。
となりの億万長者とバビロンの大富豪、金融本の名著を読破したshigeです。

それを踏まえていれば半分は読破したようなもの。
気楽に生きましょう
この記事の内容
・両著の共通点、相違点
・両著の位置づけ
情報が多すぎて動けなくなっている方の第1歩になれば幸いです。
どうか最後までお付き合いください。
両著の簡単なデータは次の通りです。
となりの億万長者
著者が1万人以上の富裕層を徹底的に調査。そして本物の億万長者は地味で質素という結論に至り、その暮らしぶりから「7つの法則」を導き出しロングセラーとなった1冊。
トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ著 斎藤聖美訳 4.5
バビロンの大富豪
古代都市バビロンに住む大富豪「アルカド」が庶民にお金持ちになる方法を伝授していくという内容。1920年代に書かれて以来未だに衰えぬ人気。
ジョージ・S・クレイソン著 大島豊訳 4.5
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結論・・・初心者は「バビロンの大富豪」を読もう
スタンダードな「バビロンの大富豪」
いきなり結論からスタートすると初心者の方には「バビロンの大富豪」をお勧めします。
古代都市バビロンの中で一番の大金持ちアルカドが王様に命令されて庶民にお金持ちになる方法を伝授するという内容ですが、250ページ以上ある本なので実際に手に取ってみると、モチベーションの下がる方もいると思います。


「七つの黄金法則」と「五つの黄金法則」は似たような内容なのですが、強いて違いを言うと、
五つの黄金法則の方が「投資先を厳選しろ」という守りに重点を置いている感じがします。

価値観が変わる「となりの億万長者」
「となりの億万長者」は物語ではなく、現実のお金持ちに著者がインタビューをしてその実像から学べることを記した内容です。
実践的・現実的な内容で文体もあっけらかんとしていますが、この本に関しては1,2,3章まで読めばいいと思います。
特に後半は車や親の援助などについて長々載っているだけなので。
お金持ちと言えば豪邸に住んで、高級車を乗り回して、毎晩パーティーをしているようなリア充を想像してしまいます。
しかし、この本に出てくるお金持ち(億万長者)は地味で質素、堅実で真面目、メディアが喜びそうなお金持ち像とは正反対の人々です。
当方はこの本を読んで自分の価値観が変わったのを覚えています。
いかにメディアや周りの大人たちに洗脳されていたか・・・、目が覚めました。
共通点

資産家になる流れはいつも同じですね。
2冊に共通している主張は、「自分自身が働いているだけではいつまで経ってもお金持ちなれない。だからお金にも働いてもらう」です。
古今東西この流れは全く変わっていないようですが、多くの一般人にとって投資をするための元手がありません。つまりただ働いているだけではいつまで経っても経済的自由へはたどり着けないという所が現状ですね。
当方が考える元手を作る為に一番手っ取り早いのは、「実家で暮らす」事です。
なんぜ家賃とか光熱費が要らない上に、勉強する時間まで取れますから。
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相違点
となりの億万長者は自分の価値観をぶっ壊すための「客観的なデータや名言」が多い印象です。
億万長者は現金収入ではなく、純資産額でものごとを考える
億万長者の42%は過去1年間株を動かさなかった
平均的億万長者の年収は、資産額の7%以下であった
金持ちの特徴を3つの言葉で言い表せば、倹約、倹約、倹約
バビロンの大富豪はノウハウというより「考え方やお金持ちになったらどうしたいのか?」に重点を置いている印象です。
例えば以下の通りです。
自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
自分が死んだ後も家族が困らないようにする


まとめ
となりの億万長者 ⇒ 実践的でモチベーション維持になる
バビロンの大富豪 ⇒ 資産形成の初心者向け
が結論です。
you tubeや各サイトでバビロンの大富豪はよくおすすめされていますが、心構え程度の内容なのでモチベーションを保つためにとなりの億万長者を読むという位置づけになります。
ちなみに、最近漫画版のバビロンの大富豪が話題になっていますが、名著の漫画版は映画で言う「予告編」みたいなものなので作品の本当の魅力は分かりにくいと思います。
本気で資産家目指しているなら、必ず原著を読んだ方がいいですよ^^
この記事が読者の方の背中を押すことができなたら幸いです。
ありがとうございました。